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アスターテ会戦・前編

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宇宙暦796年/帝国暦487年1月

同盟軍、2倍の兵力による包囲殲滅作戦

キルヒアイス「我が軍が対する敵は2倍のほぼ40,000艦。三方向から包囲せんとしております。」

同盟領へ進行中の帝国軍・ローエングラム艦隊はアスターテ星域において同盟軍と対峙しようとしていた。対する同盟軍は2倍の40,000隻を分散し、三方向からの包囲殲滅作戦を企てる。

戦力

同盟軍第2艦隊 15,000隻
パエッタ 総司令官
ヤン 次席幕僚
アッテンボロー *原作では不参加
ポプラン 空戦隊
コーネフ 空戦隊
同盟軍第4艦隊 12,000隻
パストーレ 艦隊司令官
フィッシャー 分艦隊司令官
同盟軍第6艦隊 13,000隻
ムーア 艦隊司令官
ラップ 作戦参謀
ローエングラム艦隊 20,000隻
ラインハルト 総司令官
キルヒアイス 副官
メルカッツ 分艦隊司令官
シュターデン 分艦隊司令官
エルラッハ 分艦隊司令官
フォーゲル 分艦隊司令官
ファーレンハイト 分艦隊司令官

初期配置

ラインハルト率いる帝国軍20,000隻に対して、同盟軍のパエッタ総司令官は2倍の40,000隻を三方向に分け、包囲殲滅を企んでいたが・・・

帝国軍、急伸して正面の第4艦隊に攻撃を開始

ヤンは敵がこの作戦に出ることを読んでいたが、司令官には受け入れられず・・・。臨戦態勢に入っていなかった第4艦隊は不意を突かれ一方的な攻勢を被ることになる。

ヤンの進言

パエッタ「第4艦隊の救援に向かう!」 ヤン「待ってください!」 ヤン「我々が到達したときには戦闘は終わっています。」
ヤン「第6艦隊とは戦場で合流せず、一刻も早く別の場所で合流するのです。」

ヤンはこの危機的状況から脱する唯一の方法を提示したが、「友軍を見捨てることなどできない。」という理由でパエッタ総司令官に却下された。総司令官としてはもちろんこの判断をするしかないのだろう。勝ったとしても、「戦闘中の第4艦隊を囮にした」と後ろ指をさされるだろう。

その頃、同じ作戦を第6艦隊に所属しているヤンの親友、ラップもムーアに進言していた。

ラップ「無傷の第2艦隊と一刻も早く合流すべきです。」 ムーア「合流するとも。”第4艦隊が戦ってる戦場”でな。」

ほんと、同盟軍の上司は無能すぎ・・・。

帝国軍、同盟軍第4艦隊を撃破

メルカッツ「抵抗は終わりました。以後、掃討作戦に移ることになりますが・・・。」 ラインハルト「無用だ。戦闘不能な敵など相手にせずともよい。敵はまだ2つの艦隊が残っている。次の戦いに向けて戦力を温存しておくことだ。」 メルカッツ「わかりました。司令官閣下。」

敵に組織的に壊滅させた後、散り散りになった艦を掃討するのが普通だがラインハルトは拒否した。1個艦隊を破ったとはいえ、同盟軍にはまだ2艦隊が残っている。掃討作戦中に背後を取られたらお終いだ。ラインハルトは戦闘不能な敵艦を無視して、残る艦隊の一つの背後に向けて進行するように指示する。

帝国軍、第6艦隊の背後を襲撃

通信手「4時半の方向に艦影!」
ムーア「4時半だと?敵は我々の行く手だ。そんな方向にいるはずがない!」 ラップ「敵はおそらく戦場を移動したのでしょう。第4艦隊はすでに敗北したのです。」 ムーア「不愉快なことを言うな!」 ラップ「現実はもっと不愉快です!」

机上の作戦を拒否するならまだしも、現実でさえ目を背ける。この指揮官無能すぎである。

帝国軍、第6艦隊撃破の後、残った第2艦隊に向かう

メルカッツ「もはや勝利は確実です。」 ラインハルト「最後まで手綱を緩めるな。あの艦隊にあの男がいるとしたら・・・」 キルヒアイス「ヤン・ウェンリー准将・・・・」

アスターテ会戦・後編