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アスターテ会戦・後編

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宇宙暦796年/帝国暦487年1月

第2艦隊旗艦パトロクロス被弾

パエッタ「全艦隊応戦!砲門開けえ!!」ヤン「もう、遅いな・・・」

先手を取ったローエングラム艦隊のワルキューレ部隊による攻撃により同盟軍総旗艦パトロクロスが被弾。総司令官パエッタを含め首脳部はほぼ全滅。パエッタの指示によりヤンが全指揮権を引き継ぐこととなった。

パエッタ「ヤン准将・・・君が、艦隊の指揮をとれ・・・」ヤン「私がですか?」パエッタ「健在な士官の中でどうやら君が最高位だ・・・。用兵家としての君の手腕をみせて・・く・・・」ヤン「総司令官の命令により私が全艦隊の指揮を引き継ぐ。心配するな。我が部隊は負けやしない。」

戦力

同盟軍第2艦隊 約15,000隻
重傷 パエッタ 総司令官
負傷 ヤン 次席幕僚 司令官代理
負傷 アッテンボロー *原作では不参加
ポプラン 空戦隊
コーネフ 空戦隊
同盟軍第4艦隊 壊滅
戦死 パストーレ 艦隊司令官
フィッシャー 分艦隊司令官
同盟軍第6艦隊 壊滅
戦死 ムーア 艦隊司令官
戦死 ラップ 作戦参謀
ローエングラム艦隊 20,000隻
ラインハルト 総司令官
キルヒアイス 副官
メルカッツ 分艦隊司令官
シュターデン 分艦隊司令官
エルラッハ 分艦隊司令官
フォーゲル 分艦隊司令官
ファーレンハイト 分艦隊司令官

現在の状況

キルヒアイス「戦いの勝利は見えていますが、予想以上に敵は抵抗をあきらめません。」 ラインハルト「この期に及んで往生際が悪い」

2個艦隊を破って士気が上がった状態の帝国軍に対し、戦史喪失している同盟軍。しかし、ポプラン、コーネフが率いる空戦隊の活躍もありなんとか持ちこたえていた。ラインハルトは膠着状態に陥らないよう、敵に一気に攻勢を仕掛けるために新たな作戦を指示する。

中央突破背面展開戦法

ラインハルト「全艦隊に防水陣形を取るように伝えてくれ」 キルヒアイス「中央突破をなさるおつもりですね?」

ラインハルトは防水陣形をとり、敵艦隊の中央に放火を集中。突破して、敵の背後に展開の後、一挙に殲滅る作戦に出たが・・・

ヤンがこの作戦を看破

ヤン「敵は防水陣形を取りつつある・・・。中央突破を図る気だ。」 アッテンボロー「中央突破?」

ヤンはラインハルトの中央突破戦法を看破した。これを逆手にとって、中央突破された”ように見せかけて”艦隊を二分、急伸して敵の後輩につける作戦をとる。

ヤン「問題は・・・・」 ヤン「見方が私の言う通りに動いてくれるか。だな。」

中央突破戦法を逆手に取った背面展開戦法

ラインハルト「!!!!」 キルヒアイス「どうなさいました?」 ラインハルト「もしも、あれが我々の艦隊に引きちぎられたのでは無いとしたら・・・」
ヤン「うまくいきそうだな」
ヤン「このまま勝たせてはくれないだろうけど。相手は奴さんだ。」

消耗戦へ

キルヒアイス「どうなさいます?反転、迎撃なさいますか?」 ラインハルト「冗談を言うな!」 キルヒアイス「では、前進するしかありませんね。」 ラインハルト「その通りだ。時計回りに前進して、後方の敵のさらに後ろにつける!」

完全に後ろを取られ攻勢を受けている状況では、反転して艦列が乱れている間に一網打尽にされる。

エルラッハ「前進だと??金髪の小僧め!血迷いおって!我々は反転・迎撃する!」 エルラッハ「ぬわーーーーーーー!」

ほら、言わんこっちゃない

ヤン「やはりあの手か」

イタチごっこ、追いかけっこ、電車ごっこの始まりである。

ラインハルト「何たる無様な陣形だ!」

この時点で帝国軍は「2倍の敵の3個艦隊のうち2個艦隊を撃破した」、同盟軍は「全滅の危機から脱した」という十分な戦果があったため、愚かな消耗戦を続けないため、両軍撤退を開始。こうして、アスターテ会戦は終結した。

アスターテ会戦・前編